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【体験】認知症が心配で最近忘れっぽい母と病院の【物忘れ外来】を受診

「最近忘れっぽいかも・・・」

こんな悩みはありませんか?

50代にもなると、物忘れが増えてくるのは当たり前。

自分でもそうなので、親世代になるとなおさら気になることが増えてきますよね。

こんな方におすすめ記事
  • 家族や自分の認知症が心配
  • 物忘れ外来に行くのが不安
  • 物忘れ外来について知りたい
  • 物忘れ外来を知らない

物忘れは仕方ないと思いがちですが、医療機関で診てもらうことができます。

私も母と病院へ行ってきました
どんな感じか参考にしてみくださいね

目次

認知症が心配な時に行くのは病院の【物忘れ外来】

物忘れ外来を受診したのは、80代の母です。

母との会話や行動で気になることがあったので、物忘れ外来を受診しました。

今までと変わったこと
  • 同じことを何度も言う
  • 話したことを憶えていない
  • 買い物した物を忘れている

普段の何気ないことも、年齢のせいにせずにきちんと診断をしてもらうことができます。

物忘れ外来とはどんなところ

カゼを引いたかなと思ったら行くのが内科、ケガをしたら外科へ。

何かあったらこのように、病院へ行くと思います。

最近忘れっぽくて困るわ

認知症が気になった時は、物忘れ外来に行きます。

どこかが痛いわけではないので「病院なんて」と、思うかもしれません。

また「忘れっぽい」ぐらいのことで、病院に行くのは気が引けることもあります。

物忘れ外来は

  • 本人が気になる
  • 家族が心配

このような症状で受診できます。

物忘れ外来は大きな病院や、メンタルクリニックにあることが多いです。
こちらで探すことができます。
公益社団法人認知症の人と家族の会:全国物忘れ外来一覧

物忘れと認知症はちがう

認知症にはいろいろな種類があって、特によく聞くのがアルツハイマー型認知症だと思います。

どの型の認知症も脳の機能障害によって、記憶力や判断力が低下します。

認知症は病名ではなく、いろいろな認知機能障害の総称

物忘れとは

としを重ねると、うっかり忘れてしまうことってありますよね。

  • あれどこにしまったかしら
  • 明日の約束の時間何時だったかな
  • 昨日の夜ごはん何食べたか忘れちゃった

これは加齢とともに起こる、単なる物忘れで自然現象です。

認知症とは

認知症は、いろいろな病気の総称です。

誰のせいでもなくかかる病気です。

  • 物をしまったことすら憶えていない
  • 約束をしたことを憶えていない
  • ご飯を食べたことを憶えていない

全て本人には、自覚がない状態です。

「認知症」とは老いにともなう病気の一つです。さまざまな原因で脳の細胞が死ぬ、または働きが悪くなることによって、記憶・判断力の障害などが起こり、意識障害はないものの社会生活や対人関係に支障が出ている状態(およそ6か月以上継続)をいいます。

引用:政府広報室オンライン暮らしに役立つ情報

このような症状が、6ヶ月以上続くことをいいます。

さらに症状などによって、いくつかに分類されます。

日本人の60%はアルツハイマー型認知機能障害

医学の進歩とともに、薬によって進行を遅らせることもできます。

誰もがいつかはなるかもしれない病気です。正しく理解することが大事です。

昨日の夜何食べたかしら

昨日の夜ご飯食べてない

食べたという記憶が抜け落ちてしまうのが、認知症です

認知症が心配で物忘れ外来を受診した時のこと

まわりの家族がいくら心配をしても、本人が行くと言わなければ受診ができません。

「認知症」というと嫌がる場合や、必要ないと思っていることもあります。

認知症は病気です。早期発見はとても大事

本人が受診をしやすいように、家族がフォローしてあげるといきやすくなります。

  • 70歳を過ぎたらみんな一度は受診してるよ
  • 大丈夫だと思うけど、一度受診してみたら
  • 健康診断と同じだよ

気軽な気持ちでいいのね

物忘れ外来は特別なことではなく、普通の内科や外科に行くのと同じです。

気軽な気持ちで受診できるように、話してみましょう。

本人がなかなか行くといわない時は、かかりつけ医に相談してみることも

物忘れ外来を受診したら、いろいろな検査をして診断をしてもらいます。

それぞれの病院でも診察内容や検査内容は変わりますが、まずは受診する事が大事です。

物忘れ外来受診をした時の流れ

今はコロナ禍もありますので、各医療機関の指示にしたがって受診してください。

物忘れ外来を受診したら
  1. 検査をする
  2. 加齢によるただの物忘れか認知症かをきちんと診断
  3. 今後の治療方針を決める

母自身も、もの忘れを気にしていました。

ねえ病院行ってみない?

病院行くほどじゃないわ

でも「病院」というと、そこまでじゃないと思っていたようです。

本人に自覚はあっても、やはり病院に行くのはなかな大変です。

年取ったらみんな受診するんだよ

自分だけじゃない、みんな同じということで受診することになりました。

近所の病院へ

受診することが決まったら、早い方がいいです。

早めの予約を
  • 物忘れ外来がまだ少ない
  • 受診したい患者さんが多い

このような理由でどこの医療機関も、予約が取りにくくなっています。

現在はコロナ禍もありますので、早めに予約することをおすすめします。

STEP
病院を決めたら予約の確認を

ほとんどの病院が予約制になっていますので、まずは電話で確認を。

かかりつけ医の紹介状が必要な場合もありますので、持ち物を確認しましょう

今回は紹介状の必要はなく、お薬手帳で大丈夫でした。

STEP
受診当日は検査から

検査をすると認知症かどうかがわかります。

  • 脳のM R I検査
  • 長谷川式認知症検査

この2つの検査をしました。

STEP
検査結果を見ながら診察

診察では、先生からの質問に答えたり検査結果についての所見など。

年齢的に軽度初期の認知症との診断でした

STEP
先生から今後の治療方針など
  • 症状を遅らせることができる薬があるので薬の処方
  • かかりつけ医に紹介状を書いてもらって病状の報告

心配なことや気になることがる時はまた受診しますが、この日だけで終了です

STEP
その後はかかりつけ医で受診
  • 紹介状を持っていく
  • 今後の経過観察や処方は、かかりつけ医がする

近くの病院だったので、お互いの先生同士良く知ってますと言って、スムーズでした。

このような流れで受診をして、お薬を飲み始めることになりました

物忘れ外来受診の時のこと

いろいろなケースの認知症がありますので、医師の話をよく聞いてみてください。

お薬について

認知症は、医学の進歩によって薬がある病気です。

年齢や症状によっても違いますし副作用もありますので、医師とよく相談してみましょう。

薬は、治らなくても症状を遅らせることができる

検査について

検査をして早めに診断を受けることがとても大事な病気です。

  • MRIやCTなどで脳画像検査
  • 作業や質問などでする心理学的検査

検査は主にこの2つです。

他に、一般の健康診断をする場合もあります。

脳画像検査

画像をもとに脳の萎縮具合など脳の状態をみて診断をします。

病院によってCTやMRI、他の画像診断機器がありますが医師が診断する時に大事な検査です。

心理学的検査

私たちもよくやる心理テストや知能検査のようなものです。

認知症検査で一番有名なのは、長谷川式と呼ばれる「改訂 長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)」です。

日本の医療機関では最も多く使われています

  • としは何歳ですか、今日は何日ですかなど簡単な質問
  • 簡単な計算や暗記など

これらを点数づけして認知症の度合いの参考にします。

認知症ネット:長谷川式認知症スケールで簡単にできます

簡単なテストだけど保険診療ですよ=お金かかってます

この他にもいろいろな種類の心理学的検査がありますので、医療機関によって変わります。

医師の診察

医師との面談をします。

  • 日常のこと
  • これまでの病気
  • 心配なこと

医師から、いろいろと聞かれることがあります。

この時家族と一緒に話をしたほうが、具体的な状況を伝えやすくなります

面談と検査をして、もし認知症と診断されたら今後の治療方針などを相談します。

認知症が心配で病院の物忘れ外来を受診した時のことまとめ

自分自身も年を取った分、気がつくと親も高齢になっています。

病気や介護など心配なことがありますが、認知症もそんな心配の一つです。

決して他人事ではありません。

認知症かも

認知症かもと心配な症状があったら、物忘れ外来を受診してみましょう

人生100年なんていらないと思っていますが、自分もどうなるかわかりません。

今回母と一緒に病院に行って、本当によかったと思いました。

なんとなく気にはなっていましたが、早めに受診をして薬を飲み始めましたので少し安心です。

もともとまだ軽度とのでしたので、劇的に変わったということはありません。
でも病気と思うことで、お互いがイライラすることが少なくなったと思います。

そしてお互いが元気でいることが、やはりとても大事なことだと思います。

ちなみに94歳で亡くなった祖母は、94歳になってからした認知症検査でも全く大丈夫でした(笑)

そして祖母は足腰も元気で、最後までなんでも自分でしていました。

私もそんな祖母のようになりたいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました

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