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いつも行っている【病院が閉院】することになったらすることは3つ!

みなさん、定期的に通っている医療機関はありますか。

  • 慢性疾患でお薬を飲む必要がある
  • アレルギーなどのお薬が必要
  • 経過観察が必要な病気がある

いろいろな理由で、定期的に通院している人は多いですよね。

また自分ではなくても高齢の両親は、かかりつけの医療機関に通っているという人もいるでしょう。

コロナ禍の今、医療機関も大変な状況ですので「閉院」も人ごとではありません。

そんな、突然の時にする事をまとめました。

この記事でわかること

医療機関が閉院になったらすること

  1. 次に行く病院を決める
  2. 紹介状を書いてもらう
  3. 紹介状を持って医療機関にいく

医療機関も会社と同じで、ちゃんと経営をしないと続けていくことはできません。

いねこ

私が勤務するクリニックも閉院したことがあります

目次

いつも行っている病院が閉院!次の医療機関を探す

定期的に行っていた医療機関が、閉院することになってしまった!

毎日お薬を飲む必要があるときは、処方せんをもらえなくなってしまいます。

そのため、次に行く病院を決めなくてはなりません。

医療機関には種類がある

医療機関を探すとき、最初に知っておいた方がいいのが「病院」という言葉。

何気なく使っている「病院」ですが、法律上できちんとした定義があります。

医療機関=「病院」と「診療所」に分けられます

病院とは

  • 入院施設が20床以上
  • 診療科が複数

他にもいろいろありますが大学病院や地域の基幹病院など、手術や検査ができる大きな病院のイメージです。

病院:医師又は歯科医師が医業又は歯科医業を行う場所であって、患者 20 人以上の入院施設を有するもの

引用:厚生労働省公式HP用語の解説

また病院もいくつかに分類され、機能や役割が変わってきます。

大きな手術や検査で入院するのが病院

診療所とは

  • 入院施設がない、または19床以下の医療機関

近所には「○○医院」や「○○クリニック」など小さい医療機関があると思います。

診療所=クリニック・医院

これらは診療所という定義のため「◯◯病院」とは名乗れません

一般診療所:医師又は歯科医師が医業又は歯科医業を行う場所(歯科医業のみは除く)であって、患者の入院施設を有し ないもの又は患者 19 人以下の入院施設を有するもの

引用:厚生労働省公式HP用語の解説

カゼなどで、いつも通っている医療機関は診療所

このような違いがあることを、知っておきましょう。

閉院することがわかったら医療機関を探す

◯月◯日で閉院します。

あらかじめ閉院することがわかっているときは、次にいく医療機関も探しやすいです。

閉院する前に、医師からアドバイスなどをもらうこともできます。

内科や外科と一言でいっても、いろいろな専門分野があるのが今の医療機関です。

  • 高血圧なのか
  • 糖尿病なのか
  • アレルギーだけなのか
  • 心臓が心配なのか
  • 複数の持病があるのか

まずは自分の病気についてきちんと理解をしていないと、次の医師も探せません。

医師によって、一般内科で診療をしていることもあれば専門的に診ている場合もあります。

きちんと診てくれる医師がいる医療機関を、探しましょう。

ネットで検索をする

最近は、インターネットでも医療機関を探すことができます。

  • 近所の医療機関を検索してみる
  • 自分に合った診療科がある
  • ネットの口コミをみる

ネット検索は、実際の診療科や診療日など間違った情報があることもあります。

行く前に、電話で確認をしてみましょう。

かかりつけ薬局で聞く

いつも処方せんを持っていく薬局で、相談してみるのもおすすめです。

処方せん薬局には、たくさんの医療機関から処方せんを持って患者さんが来ます。

近くにどんな医療機関があって、どんな医師がいるかなどの情報がわかる場合があります。

またお薬の内容から自分にあった医療機関を教えてくれるかもしれません。

近所の人の口コミなど

ネットで探してみても、薬局で聞いてもやっぱり不安はありますよね。

実際に通っている人がいたら、話を聞いてみるのが1番です。

もし時間があれば、特定健診や予防接種などを受診してみるとかなり参考になります。

医療機関の雰囲気や、実際の診療科など詳しくわかります。

医療機関は使い分けることが大事

医療機関を正しく選ぶことは、医師などの医療従事者の負担を軽減することにつながります。

また自分自身も、スムーズに必要な医療を受ける事ができます。

昔のように、大きな病院だから安心というわけではありません。

自分にあった医療機関に行くことが、とても大事なのです。

大きな病院に行くときは

大学病院や総合病院は、紹介状がないと「選定療養費」がかかります。

「選定療養費」は医療機関を正しく受診するために、国が定めた制度です。

紹介状を持たずに大きな病院へ行くと、余計な医療費がかかります。

そしてこの選定療養費は、各病院によって金額が変わります。

カゼをひいたみたい・・といって大学病院などにいくことをさけるためにできた制度です。
病院によって5000円、10000円といろいろあります。
それだけ軽い症状の人はこないでねという事です。

慢性疾患などは、地域の医療機関を受診するようにと「紹介状」を渡されることもありますよ。

いつも行っている病院が閉院!紹介状を書いてもらう

医療機関が閉院することがわかったら、紹介状を書いてもらうと安心です。

紹介状は絶対必要?

紹介状は医療機関に行くときに、絶対に必要かといえばそうではありません。

あってもなくても、医療機関に行くことができます。

紹介状=診療情報提供書

紹介状は、医師から医師へのお手紙です。

現在の病気や治療内容、処方内容などを記していてきちんと保険点数にも含まれるものです。

自分で病気のことや薬のことをきちんと理解をして、説明することができれば絶対に必要なわけではありません。

しかしきちんと説明するのは、なかなか難しいもの。

紹介状があると次に行った医療機関の医師への引き継ぎがスムーズになります。

また余計な検査などをしなくていい場合もあります。

書いてもらえるなら、紹介状は書いてもうことがおすすめです。

紹介状がない場合は

突然のクリニックが閉院などで、書いてもらえないという場合もあります。

でも紹介状がなくても受診はできますので、安心してください。

紹介状がないとき
  • お薬手帳を持っていく
  • 検査結果があれば持っていく

お薬手帳は大事な情報が詰まっています。

また検査結果などの、自分の病気のことがわかるものは持っていくようにしましょう。

お薬手帳を持っていないと、点数が加算されますので薬局の支払いが少し高くなります

いつもの医療機関が閉院!つぎの医療機関にいく

定期的に服用しているお薬がある場合は、お薬がなくなる前に次の医療機関に行きましょう。

実際に行く前に、電話で問い合わせをしてみる

紹介状を持っていっても、すぐに診てもらえない場合もあります。

診てもらいたい診療科がなかったり、担当医師が休診ということも。

またあらかじめ診療の予約ができる場合は、時間の短縮にもなるので予約をしましょう。

新しい医療機関に行くのは不安なこともありますが、自分のためにもとても大事なことです。

医療機関が閉院したら
  • 次に行く医療機関を決める
  • 紹介状を書いてもらう
  • 次の医療機関にいく

コロナ倒産なども聞きますが、医療機関も同じでいつ何が起こるかわかりません。

前もって準備ができればいいですが、そうじゃない時もあります。

突然の時はあせらずに、次にいく病院をさがしましょう。

健康で長生きができるように・・・

最後までお読みいただきありがとうございました。

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